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クリス・クロス()は1990年代前半に活躍したアメリカ合衆国のティーンエイジ・ラップデュオで、クリス“マック・ダディ”ケリー()とクリス“ダディ・マック”スミス()の2人である。彼らの代表曲である「ジャンプ」は、1992年に全米シングルチャートで8週間1位を記録した。また、前後逆に服を着る彼らのファッションスタイルでも知られていた。 ==来歴== 幼馴染であるアトランタ出身のケリー(1978年8月11日生)とスミス(1979年1月10日生)は、1990年にアトランタのショッピング・モールで当時18歳であるジャーメイン・デュプリにスカウトされた。 デュプリがプロデュースした彼らのデビュー・アルバム『Totally Krossed Out』は1992年にリリースされると、全米で400万枚売れるヒットとなった。また、同アルバムにも収録されているヒット・シングル「ジャンプ」は、1992年に全米シングルチャートで8週間1位を記録した〔。 彼らは1992年のマイケル・ジャクソンのデンジャラス・ワールド・ツアーや、「ジャム」のミュージック・ビデオに出演し、注目を浴びた。また、Run-D.M.C.の「Down with the King」や、TLCの「Hat 2 Da Back」のミュージック・ビデオにも出演した。彼らはテレビ番組「A Different World」のエピソードでも特集された。 1992年に「Kris Kross: Make My Video」と題した彼らを主人公にしたテレビゲームが発売された。このゲームはメガCD・ソフトで、彼らのヒット曲やミュージック・ビデオから構成されており、アメリカでのみ発売された。 クリス・クロスは1993年のテッド・デミの映画「Who's the Man?」に出演した。 1993年にリリースされた2ndアルバム『Da Bomb』はプラチナレコードを記録し、シングル「Alright」もヒットしたが、デビュー時の大ヒットには及ばなかった。彼らの曲はライバルであるダ・ヤングスタズやイリーガル、アナザー・バッド・クリエイションに向けられた。1996年初めにリリースされた3rdアルバム『Young, Rich & Dangerous』は、ゴールドディスクを記録した。そのアルバムには、ヒット曲が2曲(「Tonite's tha Night」「Live and Die for Hip Hop」)収録されていた。その後、彼らは世間から姿を消してしまった。 2007年、彼らが再結成するとの噂がたった。スミスはソロ・アルバム『Urbane Expressions』をレコーディングしたが、リリースされなかった。ケリーは C.co records というレーベルをつくった。 2013年 プロデューサーのジャーメイン・デュプリのレーベル20周年記念パーティーで再結成。 2013年5月1日 ケリーがアメリカ・アトランタの自宅で死去した。34歳。死因などの詳細は不明だという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クリス・クロス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kris Kross 」があります。 スポンサード リンク
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